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稲田石は6千万年前にマグマが地中深くで冷え固まった花崗岩です。正式名称は稲田白御影石と呼ばれ、その分布は東西20km、南北10kmに広がっています。
通称「石切山脈」とよばれる広大な地域で明治中頃から現在に至るまで採石され、採石量、業者数日本最大級の産地です。

稲田白御影石
主に石英(薄い灰色)、長石(白色、黒雲母(黒色)の3つの鉱物で構成される花崗岩のなかで、稲田石は白色の長石が六〇%を占めていることから、その色調が特徴づけられています。
白く澄んだ石肌、均整のとれた石目、耐久性に優れた硬い石質を特徴とします。
花崗岩体のスケールが大きく、大型の石材が採れる稲田石は、建造物に多く採用され、街の風格ある景観を形づくります。

二酸化珪素 SiO2 77.65%
酸化アルミニウム Al2O3 12.55%
酸化第二鉄 Fe2O3 0.46%
酸化ナトリウム Na2O 2.40%
酸化カリウム K2O 4.04%
酸化カルシウム CaO 1.44%
酸化マグネシウム MgO 0.18%
酸化チタン TiO2 0.19%
酸化第一鉄 FeO 0.98%
酸化マンガン MnO 0.08%
リン酸 P2O5 0.03%
水分 H2O 0.18%

他国の石材が億年単位の古い年代の岩石であるのに比べ、稲田花崗岩は約6千万年前に形づくられたといわれ、非常に新しい花崗岩とされています。時間の経過による劣化が少なく、組織の締まった硬い石になりました。
江戸時代より石材として利用され、本格的に採掘、加工されたのは明治時代の半ば。
現在では、墓石や建築材、土木用材などあらゆる分野で幅広く使用されています。

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